肺がんQ&A家族ががんと診断されました。どのように接するのがよいのでしょうか?

診断直後の患者さんは、ショックや不安感、疲労感や不眠等のストレス反応が生じることがあります。このストレス反応が生じることは正常な反応で、多くの方は2週間ほどで落ち着くといわれています。この間は、様子を見守ることが大切です。

また、その後の治療の経過や病状の変化にともない、患者さんの気持ちのつらさにも変化が生じるかもしれません。そのようなときには、患者さんのそばにいること、情報を集めること、ご家族自身もストレス対策をすること、サポーターを増やすことをお勧めします。患者さんのそばにいるときは、「アドバイスではなく、共感を持って聞くこと」を心がけるとよいでしょう。

【監修】国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院 サポーティブケアセンター/がん相談支援センター 副センター長 坂本はと恵氏

更新年月:2024年10月

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