肺がんとは 原因 > 症状 > 患者数 肺がんの基礎知識肺がんの症状※1 「この症状があれば肺がんだ」というものはありませんが、咳、痰、血痰(けったん)(血の混じった痰)、発熱、息苦しさ、動悸、胸の痛みなどの症状がきっかけとなり、肺がんの診断につながることがあります。 最も多くみられるものは、咳、痰ですが、これらはかぜや気管支炎でもしばしばみられる症状です。血痰は気管支拡張症や進行した肺結核、発熱はかぜや気管支炎でもよくみられます。息苦しさ、動悸は慢性閉塞性肺疾患や心臓病、胸の痛みは、心筋梗塞や狭心症、大動脈瘤、気胸、胸膜炎などの病気でもよくみられるものです。 このように肺がんではさまざまな症状を呈するため、症状のみでは肺がんと診断することはできません。そのため、さまざまな検査を行って診断を確定していきます。 肺がんの主な症状 咳 痰 血痰 発熱 息苦しさ 動悸 胸の痛み など ※1 西日本がん研究機構(WJOG)編: 患者さんのためのガイドブック よくわかる肺がんQ&A, 金原出版: 28-29,2014 【監修】近畿大学医学部 内科学腫瘍内科部門 主任教授 中川和彦 先生 更新年月:2022年11月 ONC46M001A 原因 患者数