panNET Q&A膵臓がんとはどう違うのですか? panNET(膵神経内分泌腫瘍)と膵臓がんは別の病気で、予後は大きく異なります※1。膵臓がんは、消化酵素を含む膵液を作る細胞(外分泌細胞)から発症し※2、予後が悪いことが知られています※1,3。一方、panNETの進行速度は、膵臓がんと比べると比較的ゆっくりで※1、悪性度は腫瘍の種類によってさまざまです※3。 膵臓がんとpanNETの悪性度の違いについて、分かりやすい比較で言えば、panNETでは5年生存率は約40%という報告があるのに対し※4、膵臓がん全体の5年相対生存率が9.8%と報告されています※5。 ※1【出典】Ries, LAG. et al., eds.: SEER Survival Monograph: Cancer Survival Among Adults: U. S. SEER Program, 1988-2001. NIH Pub.: Chapter 7, 2007 ※2【出典】Grant, TJ. et al.: Prog Mol Biol Transl Sci 144: 241-275, 2016 ※3【出典】国立がん研究センター希少がんセンター (https://www.ncc.go.jp/jp/rcc/about/neuroendocrine_tumor_2/index.html )2022/7/22参照 ※4【出典】日本肝胆膵外科学会 (http://www.jshbps.jp/modules/public/index.php?content_id=1 )2022/7/22参照 ※5【出典】国立がん研究センターがん情報サービス (https://ganjoho.jp/public/index.html )2022/7/22参照 更新年月:2022年11月 ONC46M001A Q&A TOPへ戻る